「薪ストーブをもっと大切にしたい!」 そんな思いを持つあなたへ。
DIYメンテナンスは、薪ストーブへの愛着を深める絶好の機会です。必要な道具からメンテナンス方法まで、自分でできることから始めやってみました。この記事で詳しく内容を解説します。自分でメンテナンスすることで、薪ストーブとの絆を育みましょう。
薪ストーブのメンテナンス、なぜDIYでするの?
薪ストーブのメンテナンスにかかる専門業者への依頼費用は、作業内容や業者、地域によって大きく異なりますが、主なメンテナンス内容である煙突掃除と本体の清掃・点検を例に、おおよその費用相場をまとめました。
専門業者に依頼するより費用を抑えられる?
- 煙突掃除
費用相場 – 15,000円~30,000円程度。
作業内容 – 煙突内部の煤やタールの除去、煙突の状態確認、必要に応じて部品交換など[金額別途]
費用の変動要因 - 煙突の長さや形状
- 煙突へのアクセス難易度
- 煤やタールの付着状況
- 部品交換の有無
- 地域や業者による価格設定の違い
薪ストーブ本体の清掃・点検
- 費用相場 – 10,000円~20,000円程度
- 作業内容 – 炉内や灰受けの清掃、ガラスのクリーニング、可動部の点検・調整、(パッキンやガスケットロープの交換などは、別途料金)
- 費用の変動要因
- 薪ストーブの機種やサイズ、消耗部品、破損、等で金額が大きく変わります。
- 薪ストーブの汚れ方の程度など。
- 部品交換の有無、薪ストーブの使用時間などで大きく変わるようです。
- 地域や業者、メーカー(輸入品)による価格設定の違い。
その他
- 出張費 – 別途出張費がかかる場合がある。
- 部品代 – 部品交換が必要な場合は、別途部品代がかかる。
- 定期メンテナンス契約 – 割引価格でメンテナンスを受けられる場合がある。
DIYに必要な道具とその価格、初期投資費用を具体的に提示
- ショベルとブラシセット – 4,500~18,000円程度の価格帯で購入できます。
- 灰入れ蓋つきバケツ – 3,000~12,000程度の価格帯で購入できます。
この蓋つきバケツは、灰の中に残っている燃えかすの薪を消化する効果があります。 - ペレット用灰掃除機 – 8,000~12,000程度の価格帯で購入できます。
薪ストーブに薪を足したり、灰を捨てた後に薪クズや灰などを綺麗に掃除すると良いですね。 - 耐熱手袋 – 高温になる薪ストーブや煙突、薪を足すとき等に使用します。1,000円~3,000円程度です。
- 薪キャリー – 薪を室内に運ぶ時の便利グッ。1,800~12,000程度の価格帯で購入できます。
布製、革製、スタンドとキャリーの同時使用できるものなど、選び甲斐の有ます。 - 自立式ストーブガード(格子)– 6,800~42,000程度の価格帯で購入できます。
柵の高さ、長さ、材質、ドアの有無によって、価格帯は様々です。
小さなお子様や、ペットが居られる所の方が使用されているようです。
薪ストーブメンテナンス道具、どこで買える?
- ホームセンター – 手軽に入手でき、店舗にもよりますが、専門性の高い道具は少ないこともあります。
- 薪ストーブ専門店 – 品揃え豊富で、物にもよりますが、オーダーも出来る、やや価格が高めな場合もあります。
- オンラインショップ – 専門店やメーカー直販サイトで、商品点数も豊富で便利、時間も節約、配達までしてくれる。
- 中古品 – 状態の良いものを選べばお得に購入できることも。
銀次
ドアの耐熱ガラスとガスケットロープの交換をしてるの?
ちょこお
そうだよ、DIYメインテナンスで少しでも節約しなきゃね。
DIYメンテナンス、初心者が注意すべきポイント
- 安全第一 – 火傷や煙、灰の吸入に注意。
- 適切な道具選び – 用途に合った道具を選ぶ。
- メンテナンス頻度 – 定期的なメンテナンスが重要。
- 専門業者への相談 – 難しい作業は無理せずプロに依頼。
薪ストーブメンテナンス、自分でできること
- 日常的な清掃: 灰の除去、ガラスの掃除。
- 煙突掃除: 頻度は使用状況や、薪の種類によって異なる。
- 部品交換: 消耗品の交換など。(使用時間や、薪ストーブのオーバーヒートなどで状況で違ってきます。
- 点検: 異常がないか定期的にチェック。
ちょこお
この煙突の内部は、針葉樹と広葉樹の混合薪で、24時間の、4カ月半程使用した煙突の内部です。
長期的なコスト削減効果は?
薪ストーブのメンテナンスをDIYで行うことで、長期的には数万円から数十万円の節約が期待できます。
定期的なメンテナンスをDIYで行うこと、長期的にどれくらい節約できるか?
- 専門業者への依頼費用の大幅削減 – 煙突掃除や本体清掃などをDIYで行うことで、毎年発生する専門業者への依頼費用を大幅に削減できます。
- 部品交換費用の節約 – 消耗品の交換や簡単な修理を自分で行えば、部品代だけでなく出張費や工賃も節約できます。
- 薪ストーブ寿命の延長 – 定期的なメンテナンスは、薪ストーブの寿命を延ばし、買い替えの頻度を減らすことにつながります。
- 燃料費の節約 – 適切なメンテナンスにより、燃焼効率が向上し、薪の消費量を抑えられます。
- 修理費用の削減 – 早期に問題を発見し対処することで、大きな故障や修理を防ぎ、高額な修理費用を回避できます。
- 具体的な試算 – 専門業者への依頼費用とDIYにかかる費用を比較し、具体的な節約額を試算します。(例 ー 単純計算で、5年間で20万円以上の節約も可能)
具体的な節約効果
- 専門業者への依頼費用の削減 – 煙突掃除や本体の清掃・点検などを自分で行うことで、その都度発生する専門業者への依頼費用を節約できます。
- 部品交換費用の削減 – 消耗品の交換や簡単な修理を自分で行うことで、部品代や工賃を節約できます。
- 薪ストーブの寿命延長 – 定期的なメンテナンスにより、薪ストーブの状態を良好に保ち、寿命を延ばすことができます。買い替え費用を先延ばしにすることで、大きな節約に繋がります。
- 燃料費の節約: 効率的な燃焼を促すメンテナンスを行うことで、薪の消費量を抑え、燃料費を節約できます。
試算例 – 前提条件
- 薪ストーブの使用年数: 10~15年程度(使用頻度、使用条件により寿命は変わります)
- 専門業者へのメンテナンス依頼頻度: 年1回(煙突掃除と本体清掃・点検)
- 専門業者へのメンテナンス費用 – 15,000~50,000円/回程度
- DIYメンテナンスに必要な初期投資費用 – 20,000~60,000円程度
- DIYメンテナンスにかかる費用(消耗品など) – 5,000円/年程度
さらに節約効果を高めるポイント
- メンテナンス頻度 – 薪ストーブの使用頻度や状態に応じて、適切なメンテナンス頻度を保つことで、修理費用を抑えることができます。
- 消耗品の寿命 – 消耗品を丁寧に扱い、寿命を延ばすことで、交換頻度を減らし、費用を抑えられます。
- 技術の向上 – DIYメンテナンスの技術を向上させることで、より高度なメンテナンスを自分で行えるようになり、専門業者への依頼費用を削減できます。
- 中古品の活用 – 状態の良い中古の道具を購入することで、初期投資費用を抑えられます。
ちょこお
さーDIYで薪ストーブの煙突の掃除をするぞー‼
銀次
えー、危険じゃないの?
ちょこお
2階建てだから平気さ!
銀次
頑張ってね
ちょこお
いざ、屋根に上がると怖くて作業できない
終わりに
薪ストーブの定期的なメンテナンスをDIYで行うことで、長期的には大きなコスト削減効果が期待できます。しかし、安全かつ適切なメンテナンスを行うためには、正しい知識と技術が必要です。
無理せず、専門業者に依頼することも選択肢の一つとして考え、安全で快適な薪ストーブライフを送ると、家族も全員とても幸せで和気あいあいと生活が出来るでしょう。
くれぐれも、不意のケガなどが無いように薪ストーブの有る生活をたのしみましょう。