ニッパーと一言で言っても、実は様々な種類やサイズ、そしてメーカーが存在するのをご存知ですか?
切れ味はもちろん、使い心地や耐久性もメーカーによって大きく異なります。
この記事では、プロが愛用する各メーカーのニッパーを徹底比較! 切れ味の違いを実際に検証し、種類やサイズ、選び方のポイントまで詳しく解説します。
あなたの作業効率をアップさせる、最高のニッパーを見つけるお手伝いをします。
【切れ味で選ぶ!】プロが愛用するニッパーの選びのコツを伝授 (徹底解説)
ニッパー選びで最も重要な要素の一つが切れ味です
切れ味が良いニッパーは、作業効率を向上させるだけでなく、仕上がりの美しさにも貢献します。
各メーカーのニッパーの切れ味を、実際に様々な素材を切断することで検証し、その性能を明らかにします。
ニッパーの種類と選びのコツ!
1. ニッパーは、片刃、両刃、薄刃、など様々な種類があります。
電子工作に適した精密ニッパー、DIYに便利な万能ニッパー、プロの現場で活躍する強力ニッパーなど、それぞれの特徴を理解することが重要です。
2. ニッパーは、サイズによっても使い勝手が大きく異なります。
全長が長いニッパーは、大きな力をかけることができますが、細かい作業には不向きです。
一方、全長が短く指先で使うニッパーは、細かい作業に適していますが、大きな力をかけることは
出来ません。
3. ニッパーのサイズ選びのポイントを、全長、刃の長さ、開口幅といった観点から解説します。
さらに、用途に合わせた最適なサイズ選びのアドバイスもご紹介します。
4. ニッパーのサイズ選びを間違えると、作業効率が低下したり、怪我をしてしまう可能性もあります。
特に、細かい作業を行う場合は、刃の長さや開口幅に注意が必要です。
様々なサイズのニッパーを比較し、それぞれのメリットとデメリットを明らかにします。
5. 1000vの高電圧にも使用できるニッパー、ドライバー、ラジオペンチ、六角レンチなどがあります。(VED工具は、低、高電圧からの感電を防ぐ為に絶縁性の素材で覆われた工具です)
VDE工具は各メーカからも販売されています。
VDEて何 – VDE検査認証協会は、ドイツに本部を置く、世界的に有名な第三者試験認証機関です。
正式名称はVerband Deutscher Elektrotechniker(ドイツ電気技術者協会)といいます。
【プロの技を伝授】ニッパーの正しい使い方とメンテナンス|切れ味を長持ちさせる秘訣とは?
1. ニッパーの切れ味が悪くなる原因は何ですか?
ニッパーの切れ味が悪くなる主な原因は、刃先の摩耗、錆びつき、または不適切な使い方です。
特に硬い素材、釘、焼きの入ったビスなどを切る際に無理な力を加えると、切れ刃と切れ刃がかみ合い、刃先が丸くなります。
または、切断物が硬く刃が欠けたり、刃全体の切れ刃が鋭角じゃなくなり、刃の切れ味が鈍ります。
無理な力で物を切断しないようにし、定期的なメンテナンスも重要です。
2. どのメーカーのニッパーが最も切れ味が良いですか?
例えば、KNIPEX(クニペックス)Bahco(バーコ)Klein Tool(クラインツール)フジ矢などのメーカーは、プロの間でも高い評価を受けており、特に切れ味に優れたニッパーを提供しています。
それぞれが異なる特徴を持っていますので、作業内容に合ったものを選びましょう。
3. 硬い金属を切るための最適なニッパーは?
硬い金属を切るためには、強度の高い材料を使用したニッパーが必要です。
KNIPEXの「エレクトロニクスニッパー」やフジ矢の「強力ニッパー」などは、強度が高く、硬い金属を簡単に切断できます。
硬いものを切る時は、ミニクリッパーやワイヤーカッター、ボルトクリッパーなどを使用すると、
ニッパーの寿命も長くなります。
4. ニッパーを長持ちさせるためのメンテナンス方法は?
ニッパーを長持ちさせるためには、使用後に刃先をきれいに拭き取り、乾燥した場所に保管することが重要です。
また、定期的にオイルを塗布していると、雨などの作業で不意にニッパーが濡れても直ぐに錆びることもなく使用できますが、水などに濡れた場合は、まず水をふき取ってからオイルを塗布して使用後の錆を防止しましょう。
5. ニッパーのサイズ選びで注意すべき点は何ですか?
ニッパーのサイズは、作業の種類や対象物に応じて選びます。
細かい作業には小型のニッパー、大きな力が必要な場合は大型のニッパーを選びましょう。
サイズが適切でないと、切れ味が損なわれ、作業が効率的に進みません。
6. 切れ味を保つためにニッパーをどのように使うべきですか?
ニッパーを使うときは、刃の角度に注意して、切断する素材に対して適切な力加減で切りましょう。
また、ニッパーで太い電線などを切断するときに、切断物をニッパーの切れ刃で挟み込みニッパーを激しくこじったり、ねじると電線の切断が容易に出来る事がありますが、ニッパーの支点(交差する部分)にがたつきが生じると、切れ刃のかみ合いがずれることがあり、適切な切断が出来にくくなる事があります。
支点に潤滑油をさし、無理な切断をしなければ、切れ刃の摩耗を防ぎ、長期間切れ味を保つことが出来ます。
【失敗しないニッパー選び】素材別 おすすめニッパーと切断のコツ|銅線、鉄線、ピアノ線、プラスチック…
Q:サイズの小さな銅線を切断するのに適したニッパーは?
A:銅線を切断する場合は、刃先と切れ刃が鋭利な精密ニッパーが適しています。
銅線は比較的柔らかい素材なので、切れ味の良いニッパーを選ぶことで、綺麗な切断面にする事ができます。
Q:鉄線を切断するのに適したニッパーは?
A:鉄線を切断する場合は、強力ニッパーが適しています。
鉄線は硬い素材なので、強力な切断力を持つニッパーを選ぶ必要があります。
Q:ピアノ線を切断するのに適したニッパーは?
A:ピアノ線を切断する場合は、ピアノ線ニッパーと呼ばれる専用のニッパーを使用するのがおすすめです。
ピアノ線ニッパーは、刃先が非常に硬く、ピアノ線のような硬い素材でも切断することができます。
腰道具完全ガイド!選び方から使い方、人気ブランドまで徹底解説
ニッパーの選び方|グリップ、バネ、刃の形状… 見落としがちなポイントをチェック!
Q:ニッパーのグリップを選ぶポイントは?
A:ニッパーのグリップは、薄いゴムグリップ、厚めのソフトグリップなど、手にフィットするものを選びましょう。
グリップの素材や形状によって、握り心地や滑りにくさが異なります。
Q:バネ付きニッパーのメリットは?
A:バネ付きニッパーは、バネの力で自動的に刃が開くため、作業効率が向上します。
特に、連続して切断作業を行う場合は、バネ付きニッパーがおすすめです。
ニッパーの種類によっては、バネ機能をON ,OFFできます。
Q:刃の形状による違いは?
A:ニッパーの刃の形状は、ラウンド刃、ストレート刃、薄刃などがあります。
ラウンド刃は切れ味に優れ、ストレート刃は切断面が綺麗に仕上がります。
薄刃は細かい作業に適しています。
ニッパーの切れ刃の開度、ハンドルの開きが小さいのに、切れ刃の開度が大きい物やその逆、切れ刃の長さと、ニッパーが交差する支点の位置で、ハンドルを握る力が小さくても、大きな径の切断物を楽に切れるニッパーと、その逆のニッパーもあります。
上記のポイントを参考にし、見落としがちなポイントをチェックすることで、より快適に効率よく作業できるニッパー選びの参考にしてください。
【切れ味で選ぶ!】プロが愛用するニッパー 主要メーカー5社の性能を徹底比較! (フジ矢、KEIBA、ツノダ、エンジニア、KNIPEX)
- Q:フジ矢のニッパーの特徴は?
A:フジ矢のニッパーは、刃の切れ味の良さと耐久性の高さに定評があります。
特に、刃部に特殊鋼を使用し、高周波焼入れを施した製品は、切れ味と耐久性に優れ、長期間の使用に耐えることができます。 - Q:KEIBAのニッパーを選ぶメリットは?
A:KEIBAのニッパーは、人間工学に基づいた設計で、握りやすく、疲れにくいのが特徴です。また、精密な作業に適した薄刃ニッパーや、強力な切断力を持つ強力ニッパーなど、用途に合わせた豊富なラインナップも魅力です。 - Q:ツノダのニッパーはどんな人におすすめ?
- A:ツノダのニッパーは、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
リーズナブルな価格でありながら、切れ味や耐久性も十分に備えています。
そのため、初心者の方や、予算を抑えたい方におすすめです。 - Q:エンジニアのニッパーの特徴は?
A:エンジニアのニッパーは、独自の刃先形状を採用し、切断能力を高めた製品が特徴です。
特に、マイクロニッパーは、極細のワイヤーや電子部品の切断に最適です。 - Q:KNIPEXのニッパーはなぜ人気なの?
A:KNIPEXのニッパーは、ドイツの老舗工具メーカーが製造する高品質な製品です。
高い精度と耐久性を誇り、プロの現場でも広く愛用されています。 - Q : Kline Toolの工具は何がいいの?
A : クラインツールは電気工事や配線工事に特化した工具を数多く販売しています。
厳格な基準で、高品質な商品が多く、特に電気技師や配線工事業者に高く評価されています。
ちょこおは何処のメーカのニッパーを使ってるの?
BAHCO バーコの軟,硬線ニッパーを使ってるよ、型番は210G200
今まで色々なニッパー使ってきたてると思うけど、どこのニッパーが好きなの?
電線を切る感触は、スナップオンがよかったね、次はバーコで、フジ矢の片刃も好きだね。他の人と、ニッパーの好みが別れるよ!
奥が深いんだね!
電子工作、DIY、プロの現場で活躍するおすすめニッパーを紹介!
Q:電子工作に最適なニッパーは?
A:電子工作には、精密ニッパーが最適です。
精密ニッパーは、刃先が細く、細かい部品の切断に適しています。
また、刃先が鋭利で切断面が綺麗に仕上がるのも特徴です。
Q:DIYにおすすめのニッパーは?
A:DIYには、万能ニッパーがおすすめです。
万能ニッパーは、様々な素材を切断できる汎用性の高さが特徴です。
また、価格も比較的リーズナブルなので、DIY初心者の方にもおすすめです。
Q:プロの現場で活躍するニッパーは?
A:プロの現場では、強力ニッパーが活躍します。
強力ニッパーは、太い線材や硬い素材を切断できる強靭さが特徴です。
耐久性も高く、長時間の作業にも耐えることができます。
全長・刃の長さ・開口幅から最適なサイズを見つけよう!
Q:ニッパーのサイズを選ぶ基準は?
A:ニッパーのサイズは、切断する素材の太さや、作業内容によって選びます。
太い線材を切断する場合は、全長が長く、開口幅が広いニッパーを選びましょう。
Q:細かい作業に適したニッパーのサイズは?
A:細かい作業には、全長が短く指先で使う小さな精密ニッパーなどで、刃先が細いニッパーが適しています。
開口幅が狭くバネ付きのニッパーを選ぶことで、より精密な作業が可能です。
Q:ニッパーの全長と使いやすさの関係は?
A:ニッパーの全長が長いほど、テコの原理で大きな力をかけることができます。
しかし、全長が長すぎると、ニッパーが手に余り、細かい作業がしにくくなるため、手の大きさや、作業内容に合わせて適切な全長のニッパーを選びましょう。
一般的には、125,150,175,200,225mmのサイズのニッパーがあります。
ニッパーの刃て再研磨できるの?
Q:ニッパーの刃の再研磨はおすすめしません
A:ニッパーの刃を研ぐことは、出来なくは無いですが、私は行いません。
また、研ぎ方を間違えると、切れ刃のかみ合わせが悪くなり、切れ味が悪くなる可能性があるので、注意が必要です。
片刃は再研磨可能ですが、両刃は行いません。
Q:ニッパーの保管方法は?
A:ニッパーは、湿気の少ない場所に保管しましょう。
また、他の工具とぶつかって刃先が欠けないように、専用のケースに保管するのがおすすめです。
ニッパーの種類と選び方|電子工作、DIY、プロの現場で活躍するおすすめニッパーを紹介!
大まかに分けた用途別のニッパー
電子工作 – 精密ニッパーで細かい部品を綺麗に切断
DIY – 万能ニッパーで様々な素材の切断に対応
プロの現場 – 強力ニッパーで太い銅線、鉄線材や硬い素材を切断に対応
ニッパーのサイズ選び 完全ガイド|全長・刃の長さ・開口幅から最適なサイズを見つけよう!
全長 – 長いほど大きな力をかけられるが、細かい作業には不向き
刃の長さ – 刃先が長いほど切断能力が高いが、細かい作業には不向き
開口幅 – 切断する素材の形状に合わせて、開口幅を選ぶ。
ニッパーの切れ味を長持ちさせる為の再確認事項!
- 使用後は刃についた汚れや水分を拭き取り、定期的に刃に油をさして錆を防ぐ。
- 切断する際は、刃の根元部分を使い、硬い素材を切断する際は、無理な力をかけない。
- 湿気の少ない場所に保管する。
- バネ付きニッパーは、バネの劣化に注意する。
締めくくり
今回は、プロが愛用するニッパーの切れ味、種類、サイズを徹底比較しました。ニッパーは、メーカーや種類によって、切れ味や使い心地、耐久性が大きく異なることが分かりました。
今回の情報を参考に、用途や目的に合った最適なニッパーを選んで、作業効率をアップさせてください。
最後に、ニッパーは正しく使用し、メンテナンスを行うことで、長く愛用することができます。
今回ご紹介したプロの技を参考に、ニッパーを大切に取り扱い、快適な作業を実現してください。
私は、以前、あるメーカーの片刃、両刃の異なる2つのニッパーで太い銅線38sq~60sqのCVTケーブル切断中に、電線が切れるのではなく、ニッパーの切れ刃の根元が折れました。
大切な工具を末永く使うためとケガ防止には、適切な工具の厳選と使用が重要です。