エアコンの大きさと畳数との関係、エアコンの出力の選び方は?
12階立ての鉄筋コンクリートの3階の部屋で、角部屋から2番目の3LDKの間取り、玄関、廊下の右側に洋室6畳+①エアコン2.2Kw、個室トイレ、左側に脱衣所と浴室、廊下の終わりに扉がありキッチ3畳 + リビング16畳 – ②エアコン5.6Kw、リビングに隣接する二つの洋室5.5畳 – ③エアコン2.5Kw、6畳和室+クロゼット – ④エアコン2.5Kwの合計4台があります。
上記の友人の家は、以前4台のエアコンをフル稼働させていましたが、近年の電気代高騰と、リビングのエアコンの不調もあり、友人からエアコンの買い替えの相談があり、友人宅のエアコンの入れ替え工事の依頼を受けたので、エアコン4台からエアコン2台に変更しました。
概要は、省エネエアコン8.0Kw – リビング、省エネエアコン2.8Kw – 玄関横洋室6畳に施工し、その時のことを書き記していきます。
下記に間取り図を添付してるので、参考にしてください(目次2吹き出し後)

冷暖房の能力が大きいと設定温度にも余裕がある
エアコンの種類と選び方の基礎知識
エアコンを選ぶ際は、部屋の広さや断熱、気密性能に合わせることが大切です。適切な能力や機種を選ぶことで、エアコンの冷暖房効率が向上し、快適に過ごせます。
エアコンの種類と特徴
Q1 – エアコンの種類はどのようなものがありますか?
A1 – エアコンは、ウィンドウ型、スプリット型、フロアスタンド型、天井カセット型などがあり、部屋の形状や使用目的によって選びましよう。
Q2 – エアコンを選ぶ際に何を考慮するべきですか?
A2 – 構造物の種類、間取、部屋の広さ、方角、日当たり、断熱性能と気密性、予算などを考慮して選びます。
(マンションやアパートでは、角部屋か両隣に隣接する部屋があるのかも重要)
Q3 – エアコンの選び方で最も重要な要素は何ですか?
A3 – 部屋の広さに対してエアコンの冷暖房の能力に余裕があると、省エネに繋がるので、とても重要です。
気密性が高く断熱性能が高い住宅では、畳数より少し小さな能力のエアコンを選ぶことも可能になるでしょう。
断熱性能、気密性が低い建物は、畳数よりも大きな能力のエアコンを選ぶことをおすすめします。
10畳の古い木造住宅の部屋に2.5Kwのエアコンを設置すると、断熱性や、気密性が高くないので、エアコンの運転が高負荷になり電気代が高騰する場合があるので能力の大きなエアコンを選ぶと快適に過ごせるでしょう。
私は現場に行き調査をすると、確かに超高気密、超高断熱のお宅で、5.6Kwのエアコンでも、上記の部屋は冷えているのですが、能力が少し足りないなと感じました。
エアコンを増設すると電気代の使用量も増加するので、既存の1年程しか使用していない新しいエアコン(5.6Kw)を取り外し、8.0Kwの省エネエアコンへの買い替えを勧めました。施主様も1年程しか使用していない5.6Kwのエアコンを外すのを悩まれましたが、やはり2台のエアコンだと電気代が高いから、提案した8.0Kwの省エネエアコンの買い替えに決められました。
無事に工事を終え、数日後、施主様が8.0Kwエアコンで、部屋が冷えるか?
だったので、エアコンの性能を試すために、また、ホットプレートで、焼き肉と焼うどん、さらに後日、夏場の鍋パーティを行い結果は、なんと、エアコンの温度を通常より3度程下げ、部屋を冷やすと、汗ばむ事はないんだけど、少し肌寒いとよと笑われてました。上記の部屋のほかに廊下、玄関ホール、脱衣所、洗面所の1階の全ての部屋が冷えていると言われ、電気料金も以前の5.6Kwのエアコン使用時よりも3千円程安い金額で快適とおっしゃってました。
そうです、パワーのあるエアコンだと部屋を設定温度まで素早く冷やし、その後、惰性のような運転で約60W位の消費電力で省エネ運転し、また温度が設定温度から外れるとコンプレッサーの運転が速くなり、素早く部屋の設定温度まで運転し、その後、また惰性のような運転を繰り返すので、結果的に省エネにつながるのです。
エアコンが省エネで、超高気密、超高断熱の合わせ技です。
このお宅は間仕切りが少なく好条件だったので、8.0Kw1台の省エネエアコンで賄えました。

間仕切り壁が少なく、大きな能力のエアコンの設置が可能な間取
エアコン能力一覧表
畳数 | 電圧 | 冷房能力(KW) | 暖房能力(KW) | 冷房消費電力(W) | 暖房消費電力(W) | エネルギー消費効率 |
6畳 | 100V | 2.2kw | 2.5kw | 390w | 440w | APF 7 |
8畳 | 100V | 2.5kw | 2.8kw | 470w | 510w | APF 6.9 |
10畳 | 100V | 2.8kw | 3.6kw | 550w | 660w | APF 6.8 |
12畳 | 100V | 3.6kw | 4.2kw | 800w | 810w | APF 6.6 |
14畳 | 200V | 4.0kw | 5kw | 800w | 900w | APF 7.1 |
18畳 | 200V | 5.6kw | 6.7kw | 1.500w | 1.430w | APF 6.4 |
20畳 | 200V | 6.3kw | 7.1kw | 1.750w | 1.550w | APF 6.2 |
23畳 | 200V | 7.1kw | 8.5kw | 2.210w | 2.020w | APF 5.9 |
26畳 | 200V | 8.0kw | 9.5kw | 2.910w | 2.450w | APF 5.7 |
28畳 | 200V | 9.0kw | 10.6kw | 2.990w | 2.990w | APF 5.2 |
Q4 – エアコンはどのメーカーが人気ですか?
A4 – パナソニック、三菱電機、三菱重工、ダイキン、日立、東芝、富士通、コロナ、アイリスオーヤマ、シャープなどが人気です。
Q5 – エアコンの価格帯はどのくらいですか?
A5 – 価格帯は、種類や能力によって異なりますが、一般的に2.2Kw – 数万円から9.0Kw – 数十万円です。
Q6 – エアコンの設置には専門家が必要ですか?
A6 – 設置には専門家の助けを借れると良いでしょう。
数万円のスプリット型エアコンなどを、DIYの取り付けミスなどで、ガス漏れなどを起こすと、配管の接続確認、残りの冷媒ガス回収、真空引き、ガス補充などを要し、工賃だけで、低価格のエアコンが購入できる金額になります。
また、高額なエアコンの設置ミスの場合は、エアコンの損傷、銅管の損傷などで上記の作業プラス冷媒配管交換を要すれば、かなり高額の出費に繋がる恐れがあるので、業者に設置工事を依頼した方が良いでしょう。(あなたのスキルによります)
エアコン本体をお客様が用意され、工事のみを請け負う場合もあります。
お客様支給の場合のエアコン工事は、比較的余裕がある春などの時期に限らせていただいております。
夏場の繁忙期は、スケジュールの行き違いや、時間的な余裕が少ないため、お客さん支給のエアコン取り付け工事は行っておりません。
アマゾンで販売中のエアコンの中には、取り付け工事費込みの商品もあります。

壁に冷媒管穴があり、エアコン専用コンセントもある
エアコンの畳数と消費電力の関係
エアコンの消費電力は、部屋の断熱性や日当たりも影響されます。
エアコンの能力が大きいと商品価格が高くなり、畳数に対して冷暖房能力が小さすぎると効率が悪くなり、電気代が高くなることがあります。
畳数と消費電力の関係性
Q1 – エアコンの畳数と消費電力の関係はどうなりますか?
A1 – 畳数が大きいほど消費電力が増えますが、大きな能力のエアコンは、効率よく素早く部屋を短時間で冷暖房し、部屋の内壁、床までも冷暖房する能力があるので、一旦設定温度になれば、その後の運転は、ほぼ60Wほどの小電力で運転していました。
(一概には言えませんが、建造物の種類や断熱性、間取、日当たりでかなり違います)

8.0Kwの省エネエアコンを友人の家に付けたら、友人の親父さんから怒られました。(間取り図が下記にあります)

どのような話か聞かせるのじゃ

友人の家に設置してあったエアコン4台を撤去して、リビングに8.0Kwと玄関脇の洋室に2.8Kwの計2台のエアコンを取り付け、彼の家の全ての部屋を24時間冷房してるんだけど、以前より月に12.000円近く電気代が安く済んだよ。
友人のマンションは、2台のエアコンで部屋を冷やすと、リビングに隣接する和室の6畳と洋室の5.5畳の部屋のドアは開けっ放しになるんだけどね。
(冒頭の文章と同じ所、エアコン4台の配置が書いてあります)
8.0Kw x 1台、の留守時の日中の設定温度は、27度中風で、休日、帰宅時 25~26度の中風で運転し、 2.8Kwエアコンは、帰宅、休日は26~27度弱風、夜間28度弱風(2.8Kwのエアコンは、夏場の休日の日中でも、たまにOFFにするそうです)
2台のエアコンでも、以前使っていた4台のエアコンよりも涼しく快適だよ。
友人の親父さんが電気代の節約を聞きつけ、親父さんの家も、エアコン工事を行ったんだ。
工事が終わって数日後に、親父さんから夕食に呼ばれた時に、なぜもっと早くこのエアコンを勧めなかったのかと、ひっこく言われたんだ。

ハハハ、じっちゃん(友人の親父)の家は3世帯住宅で家族が多いからね。
リビングに設置していた古い5.0Kw x 2台のエアコンを撤去し、新しい8.0Kw 省エネエアコンを車から降ろした時に、じっちゃんは何度も、何度も、この1台のエアコンでリビングが冷えるのか僕に聞いていたから、とっても不安だったんだよ。
工事も終わり8.0kwエアコンをONにして冷房が効いてくるとリビング全体とキッチンまで涼しくなり、とても驚いていたよ。
電気代も以前の5.0Kwエアコン2台よりも、かなり安く節約になるって、ばっちゃんが喜んでたよ。
だから、じっちゃんの口コミで、沢山のエアコン工事の依頼が来てるんだ。
紹介の方の工事が終わるたびに、ちょこおが、じっちゃんの好きな日本酒を持っていき、酔ったじっちゃんが、エアコンの自慢をするんだよ。

エアコンは暑くなる時期の前に取り付けると、施工がきれいで、エアコンの売価も安い傾向があるからね。
(3月半ばから5月位がねらい目で、遅くても6月には、付けた方が良いね)
販売店やメーカーもエアコンの在庫が豊富にあるから、売価を値切り倒すといいよ。
ちなみに、ちょこおの家も省エネ8.0Kwを2台付けてます。
通常の間取りで取り付けると、2.8kwx2、3.6kwx1、5.6Kw x 2と5台のエアコンが必要な所を、省エネエアコン8.0Kw x 2台で賄えるのです。
エアコンの数が増えるとコストと電気代が上がるので、考えると恐ろしいなー

友人宅の間取り図
Q2 – 畳数が少ない部屋に大きなエアコンを設置するとどうなりますか?
A2 – 極端に大きさが違うと効率が悪くなる可能性があり、電気代が増えることがありますが、それも間取りによります。
通常だと6畳用-2.2kw相当のエアコンでいいのですが、ちょこおは、6畳に2.8kwの10畳用のエアコンの使用を推奨してます。
Q3 – エアコンの消費電力を抑える方法はありますか?
A3 – 適切な温度設定や室内機のフィルターの定期的な掃除が効果的です。
室外機の天板の上面に屋根を付けたり、強い日差しや、雪が室外機に直接あたるような環境を避ける事も大事な要因です。

室外機背面から新鮮な空気を吸入し、室外機正面の丸い格子から熱交換器を通り暖かい空気が排出されるので、 排気口を塞ぐような物を室外機の周りに置いたりしないように注意する
Q4 – エアコンの消費電力はどのように計算しますか?
A4 – エアコンの消費電力と使用時間で計算しますが、消費電力は製品によって異なります。
(エアコンで消費電力が900Wでも、熱線のように常時900w消費するわけではありません)
基本となる電気料金は1Kwhで29.70円ー120Kwhまで。
電力料金の目安(東京都)
基本プラン | ブレーカーの色 | 単位 | 料金(税込) | ||
基本料金 1ケ月間 |
契約電流 | 10A 赤 | 1契約 | ¥311.74 | |
15A ピンク | “ | ¥467.61 | |||
20A 黄 | “ | ¥623.48 | |||
30A 緑 | ” | ¥935.22 | |||
40A 灰 | ” | ¥1.246.96 | |||
50A 茶 | ” | ¥1.558.70 | |||
60A 紫 | ” | ¥1.870.44 | |||
契約容量 | 1KVA | ¥311.74 | |||
電力量料金 | 第一段料金 | 120Kwhまで | 1Kwh | ¥29.70 | |
第二段料金 | 120~300Kwhまで | ” | ¥35.69 | ||
第三段料金 | 300Kwhを超えるもの | ” | ¥39.50 |
電力量の計算式(地域により基本料と使用電力1Kwhの料金が変わります)
1W÷1.000x1時間(h)x29.70円=0.0297
2.8Kw(暖房)660w÷1000x1時間x29.7=19.602円/1時間

上向き風向板は風の排出の阻害はなく、奥行きの狭いベランダなどで使用する。 熱障害は、機械の寿命と電気代の増加、冷暖房の能力低下になる
Q5 – エアコンの電気料金が以前より高く、金額をを減らすために何が役立ちますか?
A5 – 窓などに厚めのカーテン、床にカーペットを敷くなどする。
ファーンを使い熱分散を行う。
省エネタイプのエアコンは消費電力の削減の恩恵が大きいです。
言い方が強くなりますが、他社が施工した工事で、夏場の温度の高い日にお客さんからの連絡でエアコンの調子が悪いので修理に来てくれとの依頼が沢山来るのですが、大概が室外機の設置状況が悪く、室外機の熱障害でエアコンが動かない事が多々あります。
Q6 – エアコンの消費電力を知るにはどのような方法がありますか?
A6 – 製品の仕様書や専門家のアドバイスを参考にする。
100vのエアコンだと、コンセントに差し込むタイプの電力計などがあります。
電気工事の免許をお持ちの方で知識のある方は、分電盤のブレーカーの2次側の線にクランプメーターで電流値を測定出来ます。

(左側)風向板の使用やベランダの天井に架台を使用し、室外機を設置すると冷暖房の能力低下になりにくい
エアコンの能力と適切な選び方
最適な能力を持つエアコンを選ぶことで、効率的な冷暖房が可能になります。
能力に基づくエアコン選び
Q1 – エアコンの能力はどのように選びますか?
A1 – 部屋の広さや断熱性に応じて選びますが、一般的に10畳程度なら2.8kw~3.6kW程度が適していますが、金額と間取を考えて選ぶと良いでしょう。
Q2 – エアコンの能力が小さすぎるとどうなりますか?
A2 – 室内が十分に冷暖房されない可能性があり、エアコンがフル稼働(高い負荷運転)する時間が長いため、電気料金が上がり、エアコンの寿命が短くなる事があります。
Q3 – エアコンの能力が大きすぎるとどうなりますか?
A3 – 無駄な消費電力が発生し、コストが増加します。
六畳の部屋に26畳相当の(8.0Kw)エアコンをつける人はいないのでしょうが過剰設備です。
間取や、色々な状況によって違いますが、畳数に合った適合能力の絵エアコンから適合能力よりも最大で2個上くらい大きな能力の省エネエアコンを選ぶと良いでしょう。
エアコンの能力が上がれば、冷媒管や室外機、室内機の寸法も大きくなります。
6畳の部屋であれば、大きくても2.8Kw位(2個上の能力)のエアコンが取り付けの最大能力となるでしょう。
Q4 – エアコンの能力を選ぶ際に考慮すべき要素は何ですか?
A4 – タイトル1のQ2と重複しますが、建築物の種類、間取、部屋の広さ、方角、日当たり、気密性能、断熱性能、予算など、住まわれている家の電力に余裕があり、設置場所にエアコン専用コンセントと壁にエアコンの配管用の穴が開いている、室外機を置くスペースが確保できている等を考慮する必要があり、専門業者に相談すると良いです。
Q5 – 畳数よりもエアコンの能力を大きくすることでどのようなメリットがありますか?
A5 – 快適な室内環境を提供できますが、普通に考えると消費電力も増加します。
あなたのお住いのお家の気密性や断熱性能、間取によって使用電力に違いが生じ、電気代の支払いが大きく異なります。
Q6 – エアコンの能力を選ぶ際のポイントは何ですか?
A6 – 室内機の熱交換機の大きさが大きいと発熱する面積が大きいので、同じ風量でも、熱交換器の厚さや面積の大きいエアコンでは冷暖房の能力に差が出ます。
カタログで、冷暖房能力が高く、消費電力は低く、通年エネルギー消費効率APFの値の高いものを選んでいます。

室内機の奥行きがあり熱交換器の面積が広い省エネエアコン
エアコンのメリットとデメリットを考える
エアコンのメリットには快適な温度維持や健康への影響がありますが、デメリットには環境への影響や設置コストがあります。
環境への影響とコスト管理
Q1 – エアコンのメリットは何ですか?
A1 – 化石燃料を燃やすことが無いので室内の空気が汚れず、快適な室内環境を提供し、健康に害が少ないようです。
化石燃料を使うと燃料の補充する必要が出ますが、エアコンはリモコンを押すだけで、部屋の冷暖房が出来、火災のリスクが減ります。
Q2 – エアコンのデメリットは何ですか?
A2 – 電気代がかさむ可能性があり、電力が停止した場合はエアコンが使えません。
能力の大きな高機能省エネエアコンは、値段が高いです。
Q3 – エアコンの使用が健康に害が少ない理由は何ですか?
A3 – 適切な温度と外気の空気を循環し(一部の機種)湿度を維持することができるようです。
燃料を燃やし煙などの害が無い事もエアコンのメリットの一つです。
Q4 – エアコンの使用が環境に与える影響は何ですか?
A4 – 電力消費や冷媒のガス漏れが、環境に影響を与える可能性があります。
プロが施工した機械であればガス漏れの問題は少ないようです。
Q5 – エアコンのメリットとデメリットを比較する際のポイントは何ですか?
A5 – 個々のニーズや状況に応じて、化石燃料や、ガス、エアコンのバランスを考慮することが重要です。
Q6 – エアコンの使用を減らす方法はありますか?
A6 – 夏であれば、自然風を活用したりファーンの使用、冬であれば厚着をするなどし、家の断熱強化をすることで減少させることが出来ますが、改装などのコストは、とても高価です。
Q7 – エアコンのフィルタをいつ掃除するべきですか?
A7 – 使用頻度が高い時期には定期的にフィルターの掃除をし、最低でも月に1回程度掃除することが推奨されます。

フィルターは早めに掃除をすると簡単にほこりが落とせます
締めくくり
エアコンの選び方や使用方法について、体験をもとに情報を提供しました。
エアコンは生活に欠かせないアイテムですが、適切な選び方と使用方法が重要で、建築物の種類、部屋の広さや断熱性能、日当たりを考慮して選び、定期的なメンテナンスを行うことで、快適な室内環境を維持しつつ、電気代を抑えることができます。
また、エアコンのメリットとデメリットを理解することで、自分に合った最適な製品を選ぶことができます。
重要なことは、エアコンを使用するイコール電気代が発生するので、エアコンの本体価格もエアコン選びの大事な要素なのですが、それよりも、エアコンを取り付けた後の電気代の方がとても重要な事なのです。
最後に、エアコンを活用して快適な生活を送ることを応援してます。
室外機の設置場所によっては、天気予報の外気温度と室外機設置場所の温度差があり、(奥行きの狭いベランダなど、室外機使用限界温52度以下)奥行きの狭い場所は、風向板を取り付けると熱だまりが改善される場合いがあります。
熱交換器を通った熱い風が、室外機の全面の羽根から外に出ていくので、排出された熱い風が再度室外機に戻るような事がないように、風通し良く、地面からの熱の照り返しの少ない場所に室外機を設置すると良いでしょう。
以前エアコンの不動があり、調べると、その日の外気温度は、38度で室内温度が40度を超え、エアコンをONにして10分程でエアコンが止まりました。
エアコンの室内機フィルターは綺麗で、室内機に問題は無く、室外機の周りの空気の温度を測ると、なんと56度でした。そのお宅は、玄関先に葦簀を(よしず)使っていたので、エアコンの室外機に葦簀を移動し、室外機に水をかけ運転すると、その日以降、何の問題もなくエアコンが使用できました。
外気温度が40度くらいでも、エアコンの室外機周りは、直射日光と地面からの熱の照り返しがあり、風通しが良ければ問題が起きないのですが、風通しが悪い場所は温度が上がるので注意が必要です。